ドルトムントの日本代表MF香川真司が、ファン投票による2015-16シーズンのブンデスリーガ・ベストイレブンに堂々選出されました。
ブンデスリーガ公式サイトが特集したもの。
このベストイレブン企画は、監督と各ポジションの計12カテゴリーで候補者4名が選出され、ブンデスリーガの公式ツイッタードイツ語版と英語版で投票が行われました。
得票数の合計でベストイレブンが決定。
香川はトップ下のカテゴリーでノミネートされ、バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表FWトーマス・ミュラー(31試合20得点7アシスト)、ヘルタ・ベルリンのチェコ代表MFウラジミール・ダリダ(31試合5得点3アシスト)、シャルケのドイツ代表MFレロイ・サネ(33試合8得点6アシスト)と争いました。
香川はドイツ語版の投票で51%を占める1万2038票を獲得。
英語版でも49%の7578票を獲得。
ともにトップの得票数で、有力候補と見られた得点ランク3位のドイツ代表のエースを抑えての堂々選出となっています。
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香川は14日の最終節ケルン戦では不発に終わったものの、今季は30試合出場(先発26試合)で9得点9アシストを記録。
今季はガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン、ドイツ代表MFマルコ・ロイス、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンと、「ファンタスティック4」と呼ばれる魅惑の攻撃ユニットを形成しました。
2016年序盤はトーマス・トゥヘル監督のシステム変更に伴い、出場機会を減少させましたが、終盤戦では6試合連続の先発出場など信頼を完全に取り戻しています。
目標に掲げていた二桁得点とアシストにはわずかに届きませんでしたが、”小さな魔法使い”は勝ち点78で2位となった名門のフィニッシュとチャンスメークの両面で大きな貢献を果たしました。
ドイツでの4シーズン目を迎えた香川は今シーズン、4月2日に行われた第28節のブレーメン戦では通算100試合出場を達成するなど、リーグ戦29試合に出場。
自身2度目の二桁得点とはならなかったが、日本人最多の9得点を記録。
トップ下で一番の得票率でファンが選ぶベストイレブンに選出された香川は、今季リーグ戦29試合に出場し、9得点を記録。
チームはブンデス制覇とはなりませんでしたが、21日に行われる宿敵・バイエルンとのDFBポカール決勝で、2冠を達成した11-12シーズン以来、4シーズンぶりのタイトル獲得を目指すということです。
すごいですね!
