マンチェスター・シティに所属するMFサミル・ナスリが、今季プレミアリーグで優勝したレスター・シティでプレーする日本代表FW岡崎慎司の働きを絶賛したそうです。
ナスリはリバプールで行われた契約するニューバランス社のスパイク発表イベントに登場。
開発チームのマット・ブロック氏が「まず快適に履けることを追求した。 現時点ではこれが最高のスパイクだと確信している」と胸を張る一品『ビザロ』を手にしたナスリは、 「僕が大事にしているのは履くときに快適かどうかなんだ。それをみんなにも重視してほしいね」とアピールしました。
今季を振り返ったナスリは「怪我で長期離脱があって、なかなか難しいシーズンだったけど今はもう大丈夫。 シーズンは終わるけど、今は次のシーズンに向けていい感じでいるよ」と明るい笑顔を見せたそうです。
そして今季のプレミアリーグについて、「レスターは優勝するべくして優勝した。決して奇跡や偶然ではない」と話し始めると、 日本代表FW岡崎慎司に言及。「レスターが優勝したのは岡崎の貢献が大きい。彼のプレーがすべてと言ってもいいくらいだ。 (ジェレミー・)バーディが点を取っているが、大変な仕事は岡崎が全部やっている。 彼のプレーがレスターのすべてだと言っていいくらい、すごくいい選手だと思う」と岡崎の働きを絶賛したそうです。
ただ、日本人選手が欧州で活躍することに驚きはないとも話します。
「岡崎だけじゃなく、その前に中田(英寿)、中村(俊輔)とか香川(真司)など、日本にはいい選手はたくさんいる。 日本はアジアの中でチャンピオンだし、一番いいチーム。
だから岡崎のことで驚くことは何もないんだ。彼のようないい選手がいて当たり前の国だと思っているよ」と続けたそうです。
日本についての関心は強いようで、4月14日に震度7を記録してからちょうど1か月を迎えた熊本地震についても、「もちろん知っているよ」と話したそうです。
「以前にも東日本大震災があったし、大変なことは想像できる。でも全世界が日本のことを気にしている。自分にできることがあれば何でもお手伝いしたい。 難しいとは思うけど、なるべくポジティブになって、楽しいことをみつけて頑張ってほしい」とメッセージを送ったそうです。
最後に『日本でサッカー選手を目指す子供たちにアドバイスをください』という質問にも快く応じ、じっくり考え込んだ後、次のように話してくれました。
「その時期はとにかく練習するしかない。遊びたいだとか、誘惑はもちろんあると思うけど、そんなの10年後や引退後にだってできる。
とにかく練習して、試合に向けてのいい準備をすることに集中するんだ。そうすれば絶対に上手くなる。それが僕からのアドバイスかな」
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