英王室のキャサリン妃(ケンブリッジ公爵夫人)が、ファッション誌「ヴォーグ」英国版の6月号の表紙を飾ることが分かりました。
同妃の義母に当たる故ダイアナ元妃も、同誌の表紙に何度か登場したことがあるそうです。
ヴォーグ誌は4月30日夜に、6月号の表紙をウェブサイトで公開。
緑色の帽子をかぶり、茶色のジャケットと白いブラウス姿のキャサリン妃が、リラックスした様子で微笑んでいます。発売日は5月5日。
また内部に掲載される別の写真では、赤と黒のストライプのシャツを着て、木のフェンスに寄りかかるキャサリン妃の姿が写されています。
一連の写真は英写真家のジョシュ・オリンズ氏が1月に撮影。
そのうちの2枚は、ロンドンの「ナショナル・ポートレート・ギャラリー」で開かれる、ヴォーグ誌の100周年を記念した特別展で展示されるということ。
ヴォーグ誌によると、キャサリン妃がファッション誌の撮影に応じるのはじめて。
編集長は「大変に名誉なこと」などと語ったということです。
素敵ですね!
ロンドンの「ナショナル・ポートレート・ギャラリー」で開かれる、ヴォーグ誌の100周年を記念した特別展。写真展は今月22日まで開催。
表紙写真と、プチバトーのオレンジと黒のストライプのカットソーにバーバリーの黒いパンツを履いたキャサリン妃の写真の2枚が、現在ナショナル・ポートレート・ギャラリーで行われている「Vogue 100: A Century of Style」展で展示されています。英国版ヴォーグ6月号には、この2枚を含めた7枚のキャサリン妃の写真が掲載されているということです。
英国版ヴォーグ誌6月号の表紙を飾っていることが明らかになり、大きな話題を呼んでいるキャサリン妃ですが、1991年にやはりヴォーグ誌の表紙に登場したダイアナ妃と比較し、批判する声も上がっているそうです。
英紙デイリー・メールの女性ライター、リズ・ジョーンズは、「キャサリン妃はカタログ雑誌の女王になるオーディションを受けているの?」という題名の記事を書き、「キャサリン妃は綺麗で幸福そうだが、全然ファッショナブルじゃないし、刺激的でもない」と不満そう。
「白いシャツと茶色いコートの組み合わせは特にネットで売り切れることもなさそうだし、帽子にいたってはカミラ夫人が被ってそう」と手厳しく、「1991年のダイアナ妃のヴォーグ表紙とは雲泥の差」だと語ります。
1991年のダイアナ妃のヴォーグ写真は、それまではコンサバで宝石をじゃらじゃら身に着けた写真の多かったダイアナ妃が、ベリーショートの髪に黒いセーターを着て登場し、「スタイリッシュで自信に満ちた新たなダイアナの顔」と大評判になったそうです。
だが、リズ・ジョーンズによれば、キャサリン妃の表紙写真は「『愛と哀しみの果て』のメリル・ストリープのパロディのよう」だということ。
同紙サイトには「ウィリアム王子は幸運だと思う。キャサリン妃はナチュラル・ビューティ」「彼女はダイアナ妃に比べるとすごく退屈」「確かにヴォーグ誌に期待する斬新さはない」「ヴォーグ100周年記念号の表紙が、キム・カーダシアンじゃなくてキャサリン妃で良かった」などのコメントが寄せられているということです。