米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手が3日(日本時間4日)の敵地インディアンス戦に「3番・DH」で3試合ぶりに先発出場。初回の第1打席に先制10号2ラン、3回の第2打席に特大の11号ソロを放つなど、自身初の1試合2発を記録したそうです。5打数4安打3打点1盗塁と大爆発し、チームの勝利に貢献。米メディアは2ケタ本塁打&投手としての複数勝利を同一シーズンに達成するのは、1921年のベーブ・ルース以来97年ぶりの快挙だと伝えています。
メジャー初の3番に座った大谷のバットが快音を連発しました。初回にインディアンスの先発右腕クレビンジャーから左翼方向へ先制10号2ランを放つと、この日最大のハイライトは3回1死の第2打席。真ん中付近の94マイル(151キロ)を完璧に振りぬいたそうです。
打球は打った瞬間、それとわかる軌道を描き右中間席の中段まで到達。2打席連続となる一撃は、11号同点ソロアーチ。背番号17は悠々とダイヤモンドを一周しました。
2発含む4安打3打点を記録した大谷の活躍ぶりを、米メディア「スポーティング・ニュース」は「沢山のことを金曜日にやってのけた」と伝えています。
「5打数4安打、2本塁打を放ち、アナリストのライアン・スピーダー氏によると、史上4人目となる2桁本塁打と投手として2勝以上を共に達成した選手となった」
大谷は打撃では11本塁打する一方で、投手としても4勝をあげているそうです。同氏によると、2ケタ本塁打&投手としての複数勝利は1921年のベーブ・ルース(59本塁打&2勝)以来、史上4人目、7度目の快挙だとしています。
「もっと良いこととしては、オオタニの大活躍で、エンゼルスがア・リーグ中地区首位のインディアンスに快勝となった」
インディアンス戦はこの日を含めて3試合で14打数9安打4本塁打8打点、打率.643と驚異的な成績。大谷の活躍で、連敗を4で止めたエンゼルスが真夏の逆襲を開始するということです。
メジャーの3番って、日本の4番ですよね!