◆W杯ロシア大会▽1次リーグF組 ドイツ2―1スウェーデン(23日、ソチ)
初戦で敗れた前回王者ドイツが“負ければ敗退”のスウェーデン戦で逆転勝ちしました。
前半31分、先発に抜てきされたMFルディがアクシデントによる大量の鼻血で早々に途中交代。その直後に先制点を奪われました。重々しい空気の中、前半を終了。あのドイツが消えてしまうのか…。重苦しい空気を振り払ったのがロイスでした。後半開始直後の3分、左からのクロスに詰め、左膝内側で根性のボレーシュートを決めました。同38分にはDFボアテングが2度目の警告で退場。さらに追いつめられた中、後半ロスタイムに、クロースが決勝ゴールを決めました。
ドイツが決勝トーナメントに進出できなかったのは2次リーグで敗退した78年アルゼンチン大会が最後。トーナメント制だった38年フランス大会で初戦敗退したことはあるが、1次リーグでの敗退はありません(西ドイツ時代含む)。
過去4回優勝はブラジルの5回に次ぐ2位だが、安定感ではナンバーワン。準優勝も4回あり計8回の決勝出場は史上最多。3位4回、4位1ですと、ベスト4は出場18回中13回。
最終戦では韓国と対戦するということです。
最後のクロースは凄かったですね!
ドイツの底力&“ゲルマン魂”を見せてもらいました!