今季から鹿島アントラーズに復帰した元日本代表DF内田篤人。ドイツ・ブンデスリーガで約7年半にわたって戦った後、Jリーグに新天地を求めたこともあって注目が集まっていますが、ドイツから日本に訪れた“ビッグゲスト”との晩餐会に出席したことを、ドイツ大使館の公式ツイッターが紹介しているそうです。
日本を来訪していたのは、ドイツ連邦共和国のフランク=ワルター・シュタインマイヤー大統領とその夫人。安倍晋三首相との会談を行うなど政務をこなすとともに、同ツイッターでは6日に開催された夕食会に、ドイツにゆかりある人物が出席したことを伝えています。特に注目されているのは内田です。
「昨晩シュタインマイヤー大統領と安倍総理大臣との会談後に行われた夕食会には、ドイツでプレーした内田篤人選手も招待されました。シュタインマイヤー大統領はシャルケの大ファンということで、シャルケで活躍した内田選手を交えて和やかな雰囲気の会になったようです」(原文ママ)
シュタインマイヤー大統領はヴェストファーレン州出身ということもあり、同州のゲルゼンキルヘンをホームタウンとするシャルケの大ファン。内田と言えば、シャルケ時代の2010-11シーズンに右サイドバックとしてドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(現バイエルン)、FWクラース=ヤン・フンテラール(現アヤックス)らとともに、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)4強進出の立役者となったのは記憶に新しい。
内田はシャルケ時代、“ウッシー”の愛称でファンからも深く愛されました。クラブ史上初となるCLベスト4を成し遂げた英雄との食事会は、シュタインマイヤー大統領にとっても非常に有意義な時間だったのかもしれないということです。
さすがうっちー!
ちなみに天皇、皇后両陛下は7日午前、来日中のドイツのシュタインマイヤー大統領夫妻と皇居・御所で会見されたそうです。宮内庁によると、夫妻は45分ほど御所に滞在。天皇陛下がドイツを訪問した際の思い出や、ドイツ語訳された皇后さまの歌集が同国で出版されたことなどが話題に上ったということです。