今年のバレンタインは商戦以外でも注目を集めています。きっかけは今月1日、ベルギー発祥の高級チョコで知られる「ゴディバ」の日本法人が「日本は、義理チョコをやめませんか?」という新聞広告を出したこと。日本のバレンタインデーには「不可欠な文化」(流通関係者)となった義理チョコのあり方に一石を投じたもので、大きな話題になりました。
ゴディバの動きと相対するのが、1個30円の「ブラックサンダー」で知られる有楽製菓。「“義理チョコ文化”を全力で応援」とうたう同社は、公式ツイッターに「とある広告が話題のようですね」とつぶやき「よそはよそ うちはうち」「みんなちがって、みんないい」と一線を画し、日ごろの感謝を伝えるきっかけとして義理チョコ文化を応援すると宣言。東京駅一番街「東京おかしランド」の「プレミアム義理チョコショップ」で、限定商品を含む8種類のブラックサンダー関連商品を販売しています。
松屋銀座が行った女性の意識調査では、義理チョコ購入の際の最も重視するポイントは「価格」。独身、既婚を合わせた平均の数字で、贈る相手は「会社関連」が35・1%で「家族」が57・4%と最多だったということです。
まあ、どうなんでしょうか?