現地時間27日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2戦の最注目カード、パリ・サンジェルマン対バイエルンは3-0でPSGが快勝した。トドメとなったのはブラジル代表FWネイマールのゴールでしたが、バイエルンの英語版公式ツイッターがそのショックを、なぜか日本の超名作アニメのGIF画像で表現しているそうです。
試合はバイエルンがボール支配率を高め、数多くチャンスを作る展開となりましたが、PSGが誇る“MCNトリオ”(キリアン・ムバッペ、エジソン・カバーニ、ネイマール)に屈する展開。前半2分にネイマールのパスからブラジル代表DFダニエウ・アウベスのゴールで出鼻をくじかれると、同31分にはフランス代表FWムバッペのキープを起点にウルグアイ代表FWカバーニに追加点を許しました。
そして後半18分のことでした。再びムバッペに右サイドを切り崩されてラストパスをゴール前に送られると、混戦で一足早くボールに触れたネイマールにゴールへと蹴り込まれ、決定的なゴールを許します。これによって敗戦濃厚になり、同ツイッターは「ネイマールが3点目を決めた……」と意気消沈した文言とともに、ある画像を添付したそうです。
それは日本アニメ界の巨匠・宮崎駿監督の作品として知られる「魔女の宅急便」のワンシーン。主人公のキキが魔女としての修行が上手くいかず打ちひしがれて、トレードマークであるホウキが立てかけてあるベッドに顔からバタンと崩れ落ちるシーンでした。
このツイートに対して「(カルロ・)アンチェロッティ監督は去って、(ホッフェンハイムのユリアン・)ナーゲルスマン監督を雇えよ。それで若いチームにしろ」と直球で批判するものもあれば、「悲惨なキキだ」「そのつぶやき、インターネット上では勝利したな!」というユーモアで返すリプライもあったそうです。
フランス強豪に完膚なきまでに敗れ去ったバイエルン。映画公開時のキャッチコピーは「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」だが、果たしてドイツ王者は「おちこんだりもしたけれど、“僕らは”げんきです」と笑い飛ばせるほどの逆襲を、ここから見せられるだろうかということです。
すごいですね!
