南米チリを訪問中の秋篠宮ご夫妻は２８日午前、児童・生徒約４０人が学ぶ日本人学校を訪れ、民族舞踊で出迎えた子供たちに笑顔で拍手を送られたそうです。午後には海沿いのバルパライソに赴き、海軍水路海洋部をご視察。地震の際に津波の大きさや到達地点を予測し、避難の必要性を判断するオペレーションルームなどを興味深そうに見学されました。
首都サンティアゴから北西１２０キロの港町バルパライソを訪れ、日本の技術協力で津波の観測や予測を行っている海軍施設などを見学。２０１１年の東日本大震災による津波がチリまで到達した状況の説明などに聴き入ったそうです。
バルパライソ州のアルドネイ知事との昼食会では、秋篠宮さまは「貴国と我が国は古い時代より地震と津波の脅威に向き合ってきました」と述べ、「人知をもって自然災害に対応することを、今後とも貴国と日本が手を携えて取り組んでいくよう願っております」と防災協力に期待を示しました。
バルパライソは昔の港町の面影を残す歴史的な町並みがユネスコの世界文化遺産に登録されていあす。秋篠宮さまは昼食会で「州都が世界遺産に登録された美しいバルパライソ州を妻と共に訪問できましたことを誠にうれしく思います」とあいさつしたということです。
素晴らしいですね！
