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今日のひと言 (メルケル首相)

トランプ米大統領が1日、地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」からの離脱を表明したことで、環境重視の欧州各国政府が米国への不信感を一層募らせることは避けられません。

欧州を実質的に率いるドイツのメルケル首相は対米依存の見直しを訴えており、米国の同協定離脱は米欧関係の転換点となる可能性があります。


「他国に完全に頼る時代は終わりつつある」。メルケル氏は5月末、先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)で気候変動問題をめぐりトランプ氏と対立したことなどを念頭に、珍しく踏み込んだ発言をしました。


メルケル氏はこれまでも、トランプ氏が北大西洋条約機構(NATO)加盟国に求める国防費上積みや移民対応でトランプ氏との見解の相違に直面。

その上、温暖化対策でも足並みがそろわず、メルケル氏が望む「共通の価値観に基づく(米国との)連携」は遠いまま。


独政府は今後もトランプ政権との協調を模索する考えに変わりはありませんが、期待する役割をトランプ氏が担ってくれない以上、「国際的課題への対応で、欧州が積極的なプレーヤーにならなければならない」(メルケル氏)という認識が強まっています。 


メルケル氏はベルリンで今週、インドのモディ首相、中国の李克強首相と相次いで会談し、温暖化対策などに結束して取り組む方針を確認したそうです。

対米関係が壁にぶつかる中、独ハンブルクで7月に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に向け、議長役のメルケル氏が欧州主要国と新興国の協力強化に動くことになりそうだということです。

















トランプ大統領、色んな意味で大丈夫でしょうか?Image may be NSFW.
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叫び





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