年末恒例の「2016ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞とトップ10が1日に発表され、年間大賞は「神ってる」に決まったそうです。
年間大賞の「神ってる」は25年ぶりの優勝を飾ったプロ野球・広島の緒方孝市監督が2試合連続でサヨナラ本塁打を放った鈴木誠也外野手を表したもの。
昨年の「トリプルスリー」に続き、プロ野球界から2年連続の大賞受賞となりました。
鈴木はトップテン選出に「僕自身が言った言葉ではないので、どうやって喜んでいいかわからないんですが、本当に嬉しいと思っています。優勝していい年になったと思うので、その年に“神ってる”受賞したことは一生忘れないと思います」と語り、大賞が決まると「信じられないの一言です」と受賞を喜んだそうです。
このほかトップ10には、サッカー日本代表のDF長友佑都が、女優の平愛梨との交際が発覚した際、発した「(僕の)アモーレ」、タレント・ベッキーと人気ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音との不倫報道を発端に、芸能界で次々と発覚したスキャンダルを称した「ゲス不倫」、世界規模で人気となったピコ太郎の「PPAP」、社会現象となった「ポケモンGO」などが入ったということです。
【年間大賞】「神ってる」
【トップ10】「ゲス不倫」「聖地巡礼」「トランプ現象」「PPAP」「保育園落ちた日本死ね」「(僕の)アモーレ」「ポケモンGO」「マイナス金利」「盛り土」 ※50音順
【選考委員特別賞】 「復興城主」
【過去10年の新語・流行語大賞】
2006年 イナバウアー、品格
2007年 (宮崎を)どげんかせんといかん、ハニカミ王子
2008年 グ~!、アラフォー
2009年 政権交代
2010年 ゲゲゲの~
2011年 なでしこジャパン
2012年 ワイルドだろぉ
2013年 お・も・て・な・し、じぇじぇじぇ、今でしょ!、倍返し
2014年 ダメよ~ダメダメ、集団的自衛権
2015年 トリプルスリー、爆買い
2016年も残すところ、あと1か月――。
毎年恒例の「流行語大賞」では、広島東洋カープの監督緒方監督が鈴木誠也選手に対して発言した「神ってる」が大賞に輝きました。
カープファンの間では爆発的に流行したと聞きますが、"センテンススプリング"、や"SMAP解散"、"斎藤さんだぞ"、"アモーレ"などの候補を押しのけての大賞には正直なところ「ピンとこない」という人も多いのではないでしょうか。
では、"流行の発信源"ともいえるSNSへの投稿数が多かった「流行語」は一体なんだったか。インターネット情報の調査・分析を行う株式会社ワイズワークスプロジェクトが調査しました。
<みんなの興味をかっさらったのはコレ 流行語大賞にノミネートされた30語は以下の通り>
アスリートファースト、新しい判断、歩きスマホ、EU離脱、AI、おそ松さん、神ってる、君の名は。、くまモン頑張れ絵、、ゲス不倫、斎藤さんだぞ、ジカ熱、シン・ゴジラ、SMAP解散、聖地巡礼、センテンススプリング、タカマツペア、都民ファースト、トランプ現象、パナマ文書、びっくりぽん、文春砲、PPAP、保育園落ちた日本死ね、(僕の)アモーレ、ポケモンGO、マイナス金利、民泊、盛り土、レガシー
この中でSNSに投稿された数の多かったトップ5は?
5位は「シン・ゴジラ」で約400万件。ことし夏に公開され、現在も上映されているヒット作がランクインです。それを上回った4位は「君の名は。」で約560万件。
3位は人工知能を意味する「AI」で約1400万件。
2位は約1900万件の投稿があった「おそ松さん」。
さて、いよいよ1位の発表です。
2016年、最もSNSに投稿された数が多かったのは「ポケモンGO」。その数、約2300万件でダントツです。
ちなみに6位には「SMAP解散」が約310万でランクイン。スポーツ紙が解散を報じた1月13日(約58万件)と、その後正式に解散が発表された8月14日(約77万件)は特に多くの投稿があり、その衝撃の大きさが伝わってきます。
そしてこちらは、
<2016年最も話題になったな~と思う「ニュース」ランキング>
1位 SMAP解散報道
2位 ポケモンGOが大ブーム
3位 ベッキー&ゲス極川谷の不倫
4位 熊本地震
5位 ドナルド・トランプ、米大統領就任
6位 ピコ太郎『PPAP』が世界的大ヒット
7位 映画『君の名は。』が大ヒット
8位 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』連載終了
9位 舛添要一、東京都知事辞職
10位 清原和博が覚せい剤取締法違反で逮捕
なるほどですね!