2014年12月、寒波に見舞われた英北部のスコットランドで、東部を流れるディー川の川面が円盤形の氷で覆われる「アイスパンケーキ」と呼ばれる現象が観測されたそうです。
この現象はディー川保全団体の専門家が、エリザベス女王の別荘バルモラル城の近くで発見して写真に収めました。
パンケーキは泡が渦巻き状に凍結する珍しい現象によってできたようだと同団体は説明、「小さな泡が円盤にぶつかって凍り付き、個々の円盤が形成されたのではないか」と推定しているそうです。
縁が盛り上がった円盤の形状については、「空が晴れているため夜間は冷え込み、日中は温かくなる。円盤は夜間に形成され、日中は太陽光でもろくなって『パンケーキ』同士が衝突し、縁が盛り上がった」と解説しています。
パンケーキ現象は南極地方やバルト海で観測されているが、ディー川で見つかったのはこの時が初めてだということです。
本当にパンケーキみたいですよね!
