世界的に有名な米ニューヨーク近代美術館(MoMA)は、ピカソやジャクソン・ポロックと並んで、日本発祥の「絵文字」を常設展示すると明らかにしたそうです。
展示方法は明らかにされていませんが、12月10日から展示する予定。
所蔵品として加わったのは、日本のNTTドコモが1999年に、携帯電話やポケットベル向けに初めて導入した176種の絵文字。
縦横それぞれ12個のマス目に区切った正方形を使い、笑顔など喜怒哀楽の表情やハートマーク、ピースサインなどをデザインしました。
当初はハート、矢、手振りなどでしたが、2006年までにグーグルがGメールに絵文字を提供。
2011年にはアップルがiOSのメッセージアプリに絵文字を導入しました。
現在では、世界中でデジタルメッセージに使用されるようになっています。
約20万点の美術品を所蔵している同美術館は「絵文字は、デジタルの世界に人間らしさを持ち込み、新しいコミュニケーションを生み出した。絵文字は世界中で使われているが、そのDNA(遺伝子)は、この作品にある」としています。
NTTドコモによると、これらの絵文字の権利は今後も同社が所有するということです。
「絵文字」凄いですね!