先月27日に亡くなられた三笠宮さまの葬儀「斂葬の儀」の告別式に当たる儀式が、4日午前、東京の豊島岡墓地で行われました。
三笠宮さまのひつぎを乗せた車は、午前9時前に東京の赤坂御用地にある三笠宮邸を出発しました。
後方には三笠宮妃の百合子さまなど皇族方の車も続き、皇居前にさしかかると、見送りに出た大勢の人たちが手を合わせていました。
そして午前9時半すぎ、東京・文京区の豊島岡墓地に到着すると、葬列は徒歩列に変わり、皇太子ご夫妻などの皇族方や、安倍総理大臣、各界の代表など600人近くの参列者が見守る中をゆっくりと進みました。
三笠宮さまのひつぎは式場正面に設けられた葬場に安置され、午前10時すぎから告別式に当たる儀式が始まりました。
天皇皇后両陛下は、皇室の古くからの慣例に従って参列されませんでした。
式ではまず、儀式をつかさどる司祭長が弔辞に当たる祭詞を読み上げ、歴史研究やレクリエーションの発展に尽くされた三笠宮さまの功績をしのびました。
続いて、両陛下の使いの侍従長と侍従次長、それに喪主を務める三笠宮妃の百合子さまが祭壇に玉串をささげて拝礼したあと、皇太子ご夫妻など皇族方もひつぎに向かって拝礼し、最後のお別れをされたということです。
凛とされている眞子さまと佳子さま。
ご立派ですです。
亡くなられた香淳皇后のお見送りをされるお小さい頃の眞子さまと佳子さま。
何度見ても感動的です。