10月25日から六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーにて「ヴェルサイユ宮殿<監修>マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」が開催されています。
マリー・アントワネットと言えば日本でも少女漫画やアニメにもなった「ベルサイユのばら」で覚えている方も多いと思いますが、フランス革命の際に命を落としたフランス王妃です。
オーストラリアのハプスブルク家に生まれた彼女が政略結婚として14歳でフランスに嫁ぎ、そして37歳で命を落とすまで暮らしたヴェルサイユ宮殿が企画・監修を担当し、その激動の人生を辿ります。
出展されるのは肖像画や身につけた衣服、王妃が愛用した食器や漆器、家具、そして革命時期の資料など美術的、歴史的に貴重な品々が200点余り。
さらに、今回の展示では敷地面積800㎡、1400個もの噴水がある庭園内にあるヴェルサイユ宮殿から王妃のプライベート空間である「プチ・アパルトマン」の浴室、図書室、居室を当時の装飾や実際に使われた家具、映像などと共に実寸大で再現した点も注目です。
また、現在は存在していない図書室もあのNAKEDが3Dで再現している点や、18世紀の当時、鎖国をしていた日本の漆器や芸術品も多数集めていたというマリー・アントワネット。
彼女が暮らした空間とその時代を体感することができる、日本で初めての展覧会ということです。
<イベント概要>
タイトル:マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実
会期:2016年10月25日(火)~2017年2月26日(日)
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
時間:午前10時~午後8時
素晴らしいですね!
ベルサイユ宮殿美術館主催によるアントワネット展は、フランス国外では初めてだそうです。
美術館のカトリーヌ・ペガール会長は、「日本では漫画や演劇を通じてアントワネットが親しまれている。展覧会を開けるのは光栄だ」と話したそうです。
あの有名な「ベルばら」はフランス人も知っているのかもですね!
宝塚「ベルサイユのばら」 初風諄さんの初代マリー・アントワネット。