玉名市のJR新玉名駅北側の水田に、葉色の異なった稲で描いたくまモンや熊本城が浮かび上がる「田んぼアート」が見頃を迎え、駅利用者らの目を楽しませているそうです。
約60アールの水田に、赤いハートを抱いたくまモン、熊本城、阿蘇山を葉色が赤、白、黒3色の稲を使って描き、熊本地震からの復興を願って「がんばろう くまもと!」の文字を添えました。
6月の田植え以降、高温が続いたことから、赤い葉色がうまく出ていないのが誤算ということ。
図案は地元の県立北稜高校「田んぼアート同好会」の生徒が考えたそうです。
4回目となる今年は、大きな被害が出た熊本地震の発生を受けて、予定していた図案を大幅に変えたということ。
見頃は9月いっぱい。
駅下り線ホームからが一番よく見えるということです。
イタリア北部ヴェローナ近郊に暮らす「ランド・アーティスト」のダリオ・ガンバリンさんは13日、畑に米民主党大統領候補ヒラリー・クリントン氏の巨大肖像画を描き、応援メッセージを送ったそうです。
ガンバリンさんはトラクターを使い、広大な畑に絵を描く「ランド・アーティスト」で、今までもオバマ大統領やケネディ元大統領などいくつもの肖像画を描いてきました。
他国ではありますがヒラリー氏を支持するというガンバリンさんは、肺炎で15日まで静養する同氏の快復と米国初の女性大統領誕生を願い、描いたとイタリアの複数メディアに語っています。
下絵なしで、自身の感を頼りにトラクターで描く巨大アートの制作時間は8時間。
ヒラリー氏の肖像とともに選挙スローガンの「You Must, You Can(やるべき、あなたならできる)」を添え、イタリアからメッセージを送ったということです。
素晴らしいですね!
台湾・苗栗県内に、映画「ジュラシックパーク」を題材にした田んぼアートがお目見えしたそうです。
異なる4色の稲により、可愛らしい恐竜のイラストが浮かび上がっています。
手掛けたのは同県苑裡鎮農会(農協)。
これまでにも数々の田んぼアートを生み出し、昨年はパンダの図案を採用。
今年3月にはデフォルメ化した媽祖をデザインし、大きな反響を得ました。
同農会の劉昌軒総幹事によれば、今回植えたのは黄・紫・白・緑の水稲。
7頭の恐竜のほか、火山が爆発する模様を描き出しました。
アートは稲が伸びれば伸びるほどはっきりしてくるということ。
だが、現在でも現地には成長を待ちきれない多くの見物客が押し寄せているそうです。
60歳の女性は、高所恐怖症ながらも3階建ての高さにある展望台に上ってアートを見物し、「美しすぎる」と感嘆していたそうです。
また、母親に抱かれた子供が「恐竜は人を噛まないの」と母親に尋ねる姿も見られたそうです。
農会によると、アートが見られるのは11月まで。
だが、台湾に接近中の台風14号の影響も懸念されているということです。