リオ五輪も終わり、各国の選手団も帰国の途についている中、英国選手団には、ちょっとした試練が待ち受けていたそうです。
金メダルの数では2位、メダル総数でも3位という好成績を収めたイギリスの選手たち。
だが、英ヒースロー国際空港に降り立った彼らを待ち受けていたのは、自分の旅行カバンを探し出すという試練でした。
強い団結力を示すかのように320人分の旅行カバンは皆同じ赤のカバンで、パッと見では全く区別のつかないもの。
「五輪のレースよりも難しいよ」「誰か私の赤いカバン見なかった?」と、休憩を入れつつ探し続ける選手たち。
五輪で見せた強いメンタルをここでも発揮し、笑顔で帰っていったそうです。
なお、この混乱の原因に荷担しているであろうチームイギリスの公式アカウントは「カバン・コレクションも時には面白い」とブラックなコメントを残し、「さすが」という評価を国の内外から受けることに。
ネットでは「次はネームタグも一緒に支給してあげて」「いやはや、災難だったね」「中国とかもっと大変そうだな」「家に帰るまでが五輪なんだね」といったコメントが寄せられているということです。
これはちょっと大変ですね!
ところで、リオデジャネイロ五輪の国別メダルレースで、中国がかつて「落ち目の帝国」とさげすんだ英国に次ぐ3位で停滞したことを受け、中国のスポーツファンからは、自国の選手やスポーツ機関を批判する声が相次いでいたそうです。
あるユーザーは、「くそくらえだ。EU(欧州連合)を辞める国に金メダル数で負けているうえに、全メダル数でも追い抜かれそうになっている。国家体育総局は切腹してわびるべきだ」と憤りを書き込んだそうです。