<リオデジャネイロ五輪 レスリング女子58キロ級決勝(2016年8月17日)>
レスリング女子フリースタイル58キロ級の伊調馨選手が17日、決勝でワレリア・コブロワゾロボワ(ロシア)を下し、五輪4連覇を達成しました。
全競技を通じて個人種目の五輪4連覇は男子4人が達成していますが、女子では史上初の快挙となっています。
長年、女子レスリング界を一緒にけん引してきた吉田沙保里選手よりも1日早く、五輪史上初の快挙を成し遂げました。
準決勝は第1ピリオド2分すぎにバックに回って4―0とすると、さらにアンクルホールドを一気に3回重ねてテクニカルフォール勝ち。
3―1と小差の勝利だった3回戦から一転、納得の内容で完勝。
決勝はリードされる展開となりましたが、残り5秒で逆転し、女王の意地と実力を見せつけました。
レスリング女子フリースタイル69キロ級で土性沙羅選手が決勝でナタリア・ボロベワ(ロシア)を破り初出場の五輪で金メダルを獲得。
69キロ級の前に行われた48キロ級では登坂絵莉選手が、58キロ級では伊調馨選手が金メダルを獲得しており、日本勢はこの日行われた3階級すべてを制したということです。
素晴らしいですね!
次は吉田沙保里選手の4連覇ですね!