イタリア・ローマ初の女性市長、ビルジニア・ラッジ氏が23日、市長に就任しました。
電気自動車で登庁し、低迷する「永遠の都」ローマの再生を誓ったそうです。
ラッジ市長はイタリア語で女性市長を意味する「Sindaca(シンダカ)」にあまり関心がないと認め、市庁舎の報道陣に対し、「よければただビルジニアと呼んでください」と述べたということです。
67%の票を獲得し、首都ローマの市長となったビルジニア・ラッジ氏は、新興政党「五つ星運動」所属で弁護士出身だそうです。
五つ星運動は欧州連合(EU)が課す厳しい緊縮財政に反発し、EUに対して批判的な態度を取っています。
英国がEU離脱を決定した中、欧州の反EU派が一段と勢いづくことも考えられるそうです