伊勢志摩サミットが26日午前に開幕しました。
最大のテーマである世界経済の安定成長に向け、主要7カ国の首脳が、財政政策の取り組みなどについて、議論を行い、27日、首脳宣言が採択される見通しとなっています。
各国首脳は伊勢神宮に到着し、安倍首相が出迎えました。
伊勢志摩サミットは、この各国首脳の伊勢神宮訪問でスタート。
このあと、各国首脳は内宮を訪問し、午後のワーキングランチから本格的な討議が始まりました。
一方、安倍首相は25日夜の日米首脳会談を行い、「世界経済については、世界の持続的かつ力強い成長を、G7でしっかりと、けん引していかなければならない」と述べています。
日本でサミットが開かれるのは8年ぶりで、世界経済の安定成長に向けた構造改革や金融政策、機動的な財政出動について、各国の首脳が足並みをそろえられるかが焦点となります。
また安倍首相は、東シナ海などでの中国の海洋進出を念頭に、法の支配の重要性を首脳宣言に盛り込む考え。
サミットは、27日午後には、首脳宣言を採択する見通しで、安倍首相が議長会見を行うことにしているということです。
心配されていた雨も降ることなく、クリーンな雰囲気のサミット開幕になりましたね!