秋篠宮ご夫妻＆佳子さまのご公務の件

秋篠宮ご夫妻は２８日、福島県伊達市を日帰りで訪れ、台風１９号で被災した農家を視察されたそうです。秋篠宮さまが昨年５月に皇位継承順位１位の皇嗣となられて以降、被災地訪問は初めて。

       
ご夫妻はこの日、阿武隈川に隣接するあんぽ柿用のカキやモモの果樹園が浸水被害を受けた宍戸里司さん（６８）方の作業場などをご訪問。宍戸さんが写真を用いて被害状況を説明すると、秋篠宮さまは「お見舞い申し上げます」と述べた後「（芽が出ない場合の）対処法は」「新たに植え付けたりするのも、やっぱり時期があるのでしょう」などと質問を重ねられました。続いてご夫妻は、同様に浸水被害を受けたキュウリのビニールハウスのほか、阿武隈川堤防から被災した果樹園もご覧になったそうです。

秋篠宮さまは農業の発展などを目的とする公益社団法人「大日本農会」の総裁を務めており、関係者から農業被害の話を聞き、視察を希望されていたということです。

秋篠宮家の次女佳子さまは２７日午後、東京都千代田区の憲政記念館で開かれた「第４２回聴覚障害児を育てたお母さんをたたえる会」に出席されたそうです。

佳子さまの出席は２０１４年に母の紀子さまと出席して以来２回目で、お一人では初めて。佳子さまは式典で「長年にわたるご努力に心から敬意を表します」と手話を交えてあいさつしたということです。