秋篠宮ご夫妻は16日、阪神大震災から25年の追悼式典臨席などのため、兵庫県に入られたそうです。式典は17日、神戸市中央区の県公館で行われ、秋篠宮さまがお言葉を述べられます。
ご夫妻はこの日午後、民間機で大阪国際空港にご到着。兵庫県三木市の防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センターを訪れ、住宅などの耐震性を調べる実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)を見学されたそうです。秋篠宮さまは実験の動画を見ながら「高層の建物でも構造によって揺れ方が変わるんですか」などとご質問。施設内部の見学では、秋篠宮妃紀子さまが職員に「すばらしい施設ですね」と声をかけられました。
追悼式典にはこれまで、10年ごとの節目に上皇ご夫妻が、5年ごとの節目に天皇、皇后両陛下が臨席されてきたが、代替わりに伴い、秋篠宮ご夫妻が引き継がれたということです。
追悼式典等は、秋篠宮ご夫妻がご臨席されるとほっとしますよね。
1995年1月17日阪神淡路大震災が襲った3日後、皇太子夫妻(現下天皇夫妻)は、中東3ヶ国訪問に旅立ち、楽しそうに大笑いしてました。
絶対に忘れてはならない事実です
兵庫県を訪問していた秋篠宮ご夫妻は17日、神戸市中央区の県公館で、阪神大震災から25年の追悼式典に臨席されたそうです。県内で防災や震災の記憶の継承に取り組む関係者と交流する機会も設けられ、同日午後、民間機で帰京されました。
式典で、秋篠宮さまは阪神大震災の後も、東日本大震災などの大きな自然災害の被災地に兵庫の人々がボランティアなどとして駆けつけていることに触れ、「自らの震災の経験と教訓を活かした支援が行われていることは、誠に意義深いことと考えます」と述べられたそうです。ご夫妻はその後、会場に設けられた祭壇に花を手向けられました。
式典に先立ち、ご夫妻は防災マップ作りに取り組む高校生や、語り部活動をする男性らとご懇談。秋篠宮さまは高校生に、「どれくらい時間がかかりましたか」などとご質問。秋篠宮妃紀子さまも笑顔で語りかけられていたということです。