「この2年、本当になんの進展もないというのは、どういうことなのでしょうか。小室さんに、本当に眞子さまと結婚したいという気持ちがあるのなら、母親の佳代さんの金銭トラブルについても、もっと早く解決に向けて動いていたはずです」
そう不安げに話すのは、佳代さんの金銭トラブルの相手である元婚約者・X氏の代理人。
「停滞した状況が2年も続いていますが、眞子さまはいま、どういったお気持ちなのでしょう……」
眞子さまが結婚延期を決断し、文書でお気持ちを公表されたのは'18年2月6日のことでした。その日から、間もなく丸2年がたとうとしています。もともとご結婚延期の発端となったのは、'17年末に発覚した佳代さんとX氏の金銭トラブルでした。
「小室さんの父で佳代さんの夫であった敏勝さんは、'02年3月に亡くなっています。小室さんはまだ10歳の小学生でした。シングルマザーとして、懸命に子育てに励んだ佳代さんですが、小室さんがICU(国際基督教大学)に入学した'10年、15歳ほど年上のX氏と婚約。佳代さんはICUの入学金をはじめ、学費や留学費、母子の生活費などの援助を、X氏に求めました。その金額は400万円以上にのぼったそうです。結局2人は2年ほどで婚約を解消。しかしX氏が援助した400万円あまりが、佳代さんから返ってくることはありませんでした」(皇室担当記者)
秋篠宮さまは昨年11月の会見で《小室家とは連絡は私は取っておりません》と述べられ、両家の間に結婚に向けた意思の疎通がないことを明かされたそうです。同時に、結婚延期の決定から2年が経過する今年2月に《何らかのことは発表する必要がある》と、眞子さまにうながされました。
「眞子さまは小室さんとご相談のうえ、結婚の意思は変わらないという趣旨の文書を公表されるのではないでしょうか。ただ、国民が最も気にかけている金銭トラブルについては、進展を報告することはできないでしょう。当事者である佳代さんとX氏の間で話し合いすら行われていない状況ですから」(宮内庁関係者)
去年1月、小室さんが金銭トラブルについて「解決済みの事柄」とコメントを発表しましたが、当の佳代さんは沈黙を貫いています。佳代さんは何らかの説明をするどころか、その所在さえ不明となっているそうです。報道陣のカメラが佳代さんの姿を捉えたのは、'18年7月が最後でした。
1年半にわたり姿を見せなかった“消えた母”――。その佳代さんの姿がキャッチされたのは、昨年12月20日の午前5時ごろのことだったそうです。小室さん母子の自宅マンションのエントランスに佳代さんが現れたのです。
周囲を深い闇が包む中、マンションの前には佳代さんが呼んだとタクシーが止まっていました。ブラウンのワンピースの上に、同系色で上半身いっぱいを包む大きなストール。バッグを2つ持って、黒いブーツはピカピカに磨かれていたそうです。
はたして金銭トラブルを解決する意思はあるのか? 本誌が取材を申し込もうとすると、佳代さんはストールで顔を覆い、マンションへと引き返していきました。早朝に“セレブマダム風”のファッションで外出しようとしていた佳代さんはいったいどこへ出かけるつもりだったのだろうか。
意外なことに、佳代さんの左手薬指には、ピンクのダイヤモンドのような宝石が入った、真新しい指輪が光っていたそうです。
過去の佳代さんの写真を見返しても、左手薬指に指輪をしているものはありません。おそらく亡くなった夫・敏勝さんから贈られた指輪ではないだろう。いったい、この指輪は誰から贈られたものなのかということです。
まだ破談になっていないのでしょうか