下天皇陛下は新年の感想を宮内庁を通して発表したそうです。即位後、初めて迎えた新年。昨年の台風19号などの被害に触れて「本年は、災害がない1年となることを祈ります」とし、「新しい年が、日本と世界の人々にとって幸せな年となることを心より願いつつ、務めを果たしていきたい」とつづりました。
さらに、天皇陛下は、即位に伴う一連の儀式や行事が続いた昨年を「無事に終えることができ、安堵(あんど)」したと振り返り、「国内外の多くの方々とお会いし、折々に温かい祝福を頂く機会も多かったこの1年は、私にとっても皇后にとっても誠に感慨深いものでした」と明かしたそうです。
天皇、皇后両陛下は年明け早々から忙しい日程が始まります。1日は内閣総理大臣ほか「三権の長」らから祝賀を受ける「新年祝賀の儀」に出席。2日は皇居で一般参賀があり、秋篠宮ご夫妻、眞子さま、佳子さまらと宮殿ベランダに立つ。上皇ご夫妻も午前中の3回参加するそうです。
一方、毎年恒例となっていた、新年にあたっての両陛下の歌の公表は今回見送られました。同庁によると、即位に伴う一連の行事、儀式が続き、多忙だったことが一因ということです。
干支の置物を前に何を話されているんでしょうか![叫び]()

<新年皇族写真 >
干支にちなんだ置物を前に歓談する天皇、皇后両陛下と長女愛子さま、上皇ご夫妻、秋篠宮ご一家(2019年12月12日、赤坂御所、宮内庁提供)