4年に1度の祭典である第9回ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会は20日開幕したそうです。1次リーグA組の日本(世界ランキング10位)は東京・味の素スタジアムでの開幕戦でロシア(同20位)と対戦。9大会連続出場の日本は初の8強進出を目指しています。
五輪やサッカーW杯に次ぐ規模の国際大会とされるラグビーW杯は1987年に始まり、今回がアジア初開催。
史上初の3連覇を狙うニュージーランド(同2位)など世界各国・地域から20チームが出場し、優勝杯の「ウェブ・エリス・カップ」を目指します。1次リーグは5チームずつ4組に分かれ、各組上位2チームが決勝トーナメント(準々決勝)に進出。11月2日の決勝まで全国12会場で計48試合が行われるそうです。日本はロシアに続き、28日にアイルランド(同1位)、10月5日にサモア(同16位)、同13日にスコットランド(同7位)と対戦します。
開幕戦に先立ち、会場では開会式が行われ、大会名誉総裁の秋篠宮さまと同妃紀子さまも出席。秋篠宮さまが開会宣言をしたそうです。
開会宣言で、秋篠宮さまは「世界の各国・地域から多くの方々をお迎えできますことは、誠に喜ばしいこと」とした上で、各国の代表選手らに「世界中のラグビー・ファンを大いに魅了していただくこと期待いたしております」とエールを送られました。ご夫妻は開会式に引き続き、開幕戦の日本-ロシアの試合を観戦されたそうです。
安倍晋三首相も20日夜、東京都調布市の東京スタジアムで行われたラグビーワールドカップ(W杯)開幕戦の日本-ロシア戦を観戦しました。首相は試合後にツイッターを更新し、初戦を白星で飾った日本代表に「見事な大勝利。おめでとう!」と祝福のメッセージをつづったそうです。
大会組織委員会によると、首相はスタジアムの貴賓室で大会名誉総裁の秋篠宮さまらと観戦したということです。
頑張れ、ニッポン!!



ちなみに、19日には、秋篠宮さまはラグビーW杯記念パーティーで挨拶されています。
ラグビーワールドカップ日本大会が20日開幕するのを前に、19日夜、東京都内で記念のパーティーが開かれ、秋篠宮ご夫妻も出席されたそうです。
東京・港区で開かれたパーティーには、安倍総理大臣や大会の運営に携わる関係者などおよそ600人が出席し、大会の名誉総裁を務める秋篠宮さまと、秋篠宮妃の紀子さまも臨まれました。
この中で、秋篠宮さまがあいさつに立ち、大会について「ラグビーの歴史に新たな1ページを加えるものであり、ラグビーフットボールを、よりグローバルなスポーツへと発展させていく契機の一つになる」と述べられたそうです。
そのうえで、「この大会が世界中の方々の心にいつまでも残るすばらしい大会となることを祈念し、私のあいさつといたします」と述べると、会場からは大きな拍手がわき起こり、秋篠宮さまはにこやかな表情を見せられていました。
大会は、20日から1か月半にわたって開かれ、秋篠宮さまは、20日、名誉総裁として開会式で開会宣言を行い、日本とロシアとの開幕戦を観戦されるそうです。
また、岩手県釜石市にある東日本大震災の津波で大きな被害を受けた地域に建てられたスタジアムでの試合や、決勝戦なども観戦される予定だということです。
そして、ラグビーW杯と言えば!
20日に開幕するラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会に合わせ、英国、オーストラリア、韓国など9カ国の軍隊と自衛隊のラグビーチームが東京都内などで対戦する「国際防衛ラグビー競技会」の開会式が9日、防衛省で開かれました。各国選手ら約320人が、互いの健闘を誓い合ったそうです。
この「国際防衛ラグビー」で来日している 英国軍ラグビーチームが靖国神社を参拝しました。
ちなみに全員、現役の軍人さんだということです。
そして、ラグビーと言えば、やっぱりこの「ニョキニョキ」ですよね!