皇太子さまは23日、59歳の誕生日を迎えられました。これに先だって住まいの東宮御所で記者会見し、5月の天皇即位を控えた心境を「とても厳粛な気持ちになりますが、国民に常に寄り添い、人々と共に喜び、あるいは共に悲しみながら、象徴としての務めを果たしたい」と述べたそうです。
会見は21日にあり、皇太子として最後の機会となりました。皇太子さまは次代の象徴天皇像について「憲法の規定に思いを致し、望ましいあり方を求め続けることが大切であるとの考えは、今も変わっていません」と述べる一方、「その時代時代で新しい風が吹くように、皇室のあり方も時代によって変わってくると思います。求められる皇室のあり方を追い求めていきたい」と抱負を語ったそうです。
退位する天皇陛下への思いを「(天皇の)あるべき姿について全身全霊をもって模索をしてこられた」と語り、皇后さまを「常に陛下をお支えになってこられた」といたわりました。「両陛下に深い感謝と敬意の念を覚えています」と述べ、今後の健康を願ったそうです。
新しい皇后となる皇太子妃雅子さまは適応障害の療養生活が続きますが、活動の幅は着実に広がっています。皇太子さまは「訪問先などで多くの方々から笑顔で温かく迎えていただいたことは、雅子にとって本当に大きな支えとなりました」と感謝。ただ「今後は立場が変わることで、公務も多くなる中、一朝一夕に全てをこなせるようになるわけではない」と国民に理解を求めたそうです。
皇族減少など皇室の課題に関する質問には「将来の皇室のあり方とも関係する問題」との認識を示しつつ、「制度に関わる事項は、言及することは控えたい」と答えるにとどめました。秋篠宮さまが昨年の会見で公費支出に違和感を示した「大嘗祭」など即位にかかわる一連の皇室行事についても「政府が決定をした内容について、私が何か述べることは控えたい」としたということです。
いよいよ、この方が日本国の天皇になられるのですね。。。
雅子さまは、ご自分の55歳の誕生日の時と似たようなだらしないカーディガン姿。
てか、今年は愛子さまのお姿はないのですね
雅子さま、55歳の誕生日。