バイエルン・ミュンヘンは現地時間19日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のベスト16第1戦でリバプールとのアウェー戦を控えています。ドイツ代表DFマッツ・フンメルスはリバプールとの対決を前に、自身の公式インスタグラムで世界的人気バンド・ビートルズの「アビイ・ロード」を再現した写真を公開しています。
今季序盤は低調なスタートを切っていたバイエルンですが、徐々に復調の兆しを見せており、ブンデスリーガでは首位ドルトムントに独走を許していたものの、現在は勝ち点3差まで追い詰めています。CLでグループ首位通過を果たしたバイエルンですが、ベスト16では昨季準優勝のリバプールとの強豪対決となっています。
フンメルスにとっては、恩師ユルゲン・クロップ監督との再会を果たす一戦ともなります。ドイツのディフェンスリーダーは、2008年1月に加入したドルトムントで、8年半にわたりクロップ監督の下で指導を受けました。11-12シーズンのリーグ制覇の立役者にもなり、互いに厚い信頼関係を築いていました。その後、クロップ監督が15年に退任したことで両者の師弟関係は解消され、フンメルスも16年にバイエルンへの移籍を決断しています。
リバプール戦を前に、フンメルスは自身の公式インスタグラムを更新。「THE BAYERNS」と銘打ち、リバプール出身の世界的人気バンドであるビートルズのアルバム「アビイ・ロード」の象徴的なジャケット写真である横断歩道を4人で渡る一枚を再現したショットを公開しています。
フンメルス、ドイツ代表MFトーマス・ミュラー、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーがビートルズに変装するカツラを被り、横断歩道を渡る一枚となっており、特にミュラーは丸いサングラスまで着用し、ジョン・レノンになりきる徹底ぶり。
コメント欄では「最高にクールだ」「なんて奇妙な一枚なんだ」「完璧なコピーを見せた」「なぜビートルズが練習場に!?」「超絶イカしている」「ミュラーはコメディアンになるべきだ」「ミュラーが爆笑ものだ」とファンの間でも反響を呼んでいます。
リバプールの本拠地アンフィールドは厳しいアウェーゲームとなることで知られていますが、「THE BAYERNS」は難攻不落の要塞を打ち砕くことができるのだろうかということです。
クロップ監督がドルトムントを退任する時も「アビイ・ロード」で惜別ツイートがされていましたよね!