レヴァンドフスキ:「バイエルンがFWを補強? 必要ない、僕がいる」
ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘンで今季も得点を量産するロベルト・レヴァンドフスキが20日、バイエルンに新しいストライカーは必要ないと語りました。
バイエルンでは現在、カール・ハインツ・ルンメニゲ社長がイタリア・セリエAのナポリに所属するゴンサロ・イグアインを称賛したことで、クラブが新たなストライカーを獲得するのではとの憶測が広がっているそうです。
けれども、これに対してレヴァンドフスキは「僕がいるのに、なぜ新しい点取り屋が必要なんだ? 」と話し、「僕はシーズン60試合に出場できる準備をしているし、攻撃陣にはほかにも一流の選手たちがいる。これ以上の競争は必要ないよ。今でも十分、練習には真剣に取り組めている」と述べたそうです。
バイエルンと2019年まで契約を結び、市場価値は7000万ユーロ(約89億円)に上るとされているレヴァンドフスキは、昨年9月のVfLボルフスブルク戦でわずか9分の間に全5得点をたたき出し、ブンデスリーガの記録を作りました。
現在27歳のレヴァンドフスキは、今季リーグ戦15試合で16得点を稼いでおり、ボルシア・ドルトムントのピエール・エメリク・オーバメヤンの17試合18得点に次いで得点ランキング2位につけています。
けれども、レヴァンドフスキは「自分のプレーで完璧といえるものがない。例えばシュートに関しても、まだ改善の余地はある」と話し、自身がまだストライカーとしての完成形には到達していないと主張しました。
そして、オーバメヤンとの得点王争いについても「今のところ、得点王争いについては考えてない。残り数試合でチャンスがあれば、そのときは考えるかもしれないけれど」と話しているそうです。
ブンデスリーガは1か月ほどの冬季中断を経て、今週末から後半戦が始まります。
バイエルンは22日、ハンブルガーSVとのアウェーゲームでリーグ戦を再開します。
バイエルンは2位ドルトムントに勝ち点8差をつけており、今季限りでの退任を発表しているジョゼップ・グアルディオラ監督は、同クラブでの最後の半年間に突入すします。
レヴァンドフスキはハンブルガー戦について、「攻撃の時間が多くなるだろう。相手は守備的にプレーして、少ないチャンスを狙ってくるはず。うまく試合に入れれば、楽に進められると思う」と語ったということです。
バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOがナポリFWゴンサロ・イグアインへの関心を明らかにして以降、周辺が騒がしくなっています。
トップが関心を示す一方で、この発言を気に入らなかった人物もいます。
FWロベルト・レヴァンドフスキの代理人を務めるマイク・バルテル氏は独『ビルト』に対し、独特の例えを用いつつストライカー獲得の必要がないことを強調した。
「美しいフィアンセがいるのなら、他人の女性を見るものではない」
レヴァンドフスキというトップクラスのCFがありながら、なぜ“浮気”をする必要があるのか、同氏はそう主張したそうです。
レヴァンドフスキはレアル・マドリーへの移籍が噂されています。
選手、代理人側とクラブの駆け引きは当分続きそうですね!Image may be NSFW.
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