◇羽生結弦 国民栄誉賞授与式(2018年7月2日 首相官邸)
平昌五輪のフィギュアスケート男子で連覇を達成した羽生結弦(23)が2日、官邸で行われた国民栄誉賞授与式に出席。授与式に羽生は凛々しい「仙台平」の紋付き袴姿で登場。安倍首相から表彰状や盾を受け取ったそうです。個人としては最年少での受賞で、スケート界で初、冬季五輪の選手としても初めてとなる受賞となりました。
国民栄誉賞とともに送られる記念品は辞退しました。羽生は「みなさまを代表して、という気持ちがすごくあり、僕個人の気持ちはあまり出したくない」と理由を説明したそうです。
記念の楯を贈った安倍晋三首相(63)から袴姿をほめられると、羽生は「本当はもっともっと伝統ある所作をしないといけないかなとも思ったんですが、自分はスケーターなので自分らしさも出せればと思いました」と説明。袴は最高級絹織物「仙台平」の人間国宝で染織家の甲田綏郎氏から贈られた逸品。今後について「試合にいくつか出て準備を整えて、達成したいこと、達成したい技がいろいろありますのでそちらを優先して体を整えて精進したい」とコメントしたそうです。
受賞後、報道陣の取材に応じた羽生は「自分だけで取れるものではない。環境にも恵まれてもらえた賞。これからもこの賞と期待に恥じないように頑張っていきたい」と気を引き締めました。
羽生は14年ソチ五輪でフィギュアスケート日本人男子として五輪史上初の金メダルを獲得。今年の平昌五輪では連覇を達成し、日本勢の大会金メダル第1号となるとともに、冬季五輪史上1000個目の金メダルを手にしました。フィギュア男子の五輪2連覇は66年ぶりの快挙だったそうです。
過去の受賞者は26の個人・団体。五輪金メダリストではこれまでレスリング女子の吉田沙保里、伊調馨、柔道の山下泰裕、女子マラソンの高橋尚子に授与されているが冬季五輪選手としては史上初。しかも羽生はまだ23歳で、84年の山下泰裕の27歳を大幅に更新して個人としては最年少受賞となったということです。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.
フィギュアスケート女子で2010年バンクーバー、14年ソチ両冬季五輪代表の鈴木明子さん(31)が2日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!」(月~金曜・後1時55分)に生出演。プロフィギュアスケーターの織田信成さん(31)がツイッターに投稿した「羽生結弦半端ないって!」が羽生結弦(23)=ANA=の“本人公認”だったことを明かしたそうです。
織田さんは日本代表FW大迫勇也(28)=ブレーメン=の代名詞となった「半端ないって」を使い、6月26日に「羽生結弦半端ないって!アイツ半端ないって!66年ぶりにオリンピック2連覇するねんもん…そんなんできひんやん、普通」「そんなんできる!?言うといてや、できるんやったら…。またまたまたまた金メダルやし」とツイート。滝川第二高の中西隆裕キャプテンを思わせる号泣写真もアップし、ネット上で話題を呼んでいたそうです。
番組では織田さんのツイッターと反響ぶりを紹介。MCの石井亮次アナ(41)から「織田さんらしいですね」と話を振られた鈴木さんは「そうですね」と笑顔。そして「本人に確認を取ってから、やったという風に言ってました。羽生選手に」と舞台裏を明かすと、出演者から「羽生選手にOKが出たんですね」と驚きの声が上がっていたということです。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
