マリナーズのイチロー選手（４４）とエンゼルスの大谷翔平投手（２３）のメジャー初“共演”が実現しました。
試合前のフィールド。ウォームアップのために一塁ベンチから右翼の方へ向かうイチローを見て、一足早く左翼で体を動かしていた大谷が走り寄ったそうです。
キャンプ中に実現しなかった公開ツーショットがついに…。ところが、すでに大谷の気配に気づいていたイチローは大谷を無視してジョギングを開始。肩透かしを食らった格好の大谷は苦笑いしながらイチローの後を追ったそうです。まるで兄と弟がじゃれ合うような光景。その２人の様子を見ていたマリナーズの選手たちからは大きな笑い声が起きました。その後、２人は笑顔で言葉を交わしたそうです。
大谷はこの日の試合で「５番・指名打者」でメジャー移籍後初となる４戦連続スタメン出場。６日（日本時間７日）の第３戦には先発する見込み。一方のイチローは前日３日に会長付特別補佐に就任し、今季はプレーしないと発表されたため、注目された２人の初対決は来季以降に持ち越しとなったということです。
試合前、左翼フィールドでキャッチボールを始めようとした大谷翔平選手は、右翼側でチームメートと談笑していたイチローを発見。駆け足で近寄り、背中越しからあいさつをしようとしたところ、突然イチローが振り返り、大谷から逃げるように走りだしたそうです。
ほのぼのとした素敵な光景ですね！
＜マリナーズ０－５エンゼルス ４日（日本時間５日） セーフコフィールド＞
エンゼルス大谷翔平投手（２３）が、４打数２安打１打点で、憧れのマリナーズ・イチロー外野手（４４）の前で結果を残しました。
イチローが数々の偉業を成し遂げてきたセーフコフィールド。その球場で初めてプレーした大谷は「野球教室にきた小学生が、すごく張り切って、いいところを見せようという、そういう気持ちだった」と、心境を明かしたそうです。第１打席で左打席に入った時の気持ちについては「ずっとテレビでの場所だったので、同じ左のバッターボックスに立てたというのもそうですけど、すごいきれいな球場で、楽しんでプレーできたと思います」とうれしそうに振り返りました。
ただ、その第１打席では外角の直球に力んで空振り三振。「アメリカに来て一番、力んでスイングしていたんじゃないかなと思います」と苦笑いだったということです。
