米大リーグで二刀流で活躍し、話題を席巻しているエンゼルス・大谷翔平投手。23歳の新たな日本人スターが誕生した年に、マリナーズのイチロー外野手が球団特別補佐に就任し、今季残り試合に出場しないことが決まり、44歳のレジェンドのキャリアが大きな転換点を迎えました。図らずもタイミングが重なった2人の“運命”について、米メディアは「何かしらの意味があるかのように思えてならない」とスポットライトを当てているそうです。
「次なる日本のセンセーション、ショウヘイ・オオタニがやってきた。そして、イチローが去る」
こう見出しを打って特集したのは、米ヤフースポーツでした。マリナーズは3日(日本時間4日)にイチローが球団特別補佐に就任し、今季残り試合に出場しないことを発表。今後はチームに帯同し、練習しながら若手への助言などで支えていくことになります。
記事では「多くの領域に到達してきた彼も、44歳になった。そして、シアトルに短時間ながらも痺れる帰還を果たした。彼は、もしかしたら一時的なことなのかもしれないが、戦場から去る」と今回のニュースを紹介しています。
図らずもメジャー18年目で迎えた大きな転換点は、イチローが切り開いた道を一人の若武者が歩み始めた年と重なりました。
「それは、次なる日本のセンセーション、ショーヘイ・オオタニがやってきた瞬間とほぼ同タイミングだ。そこには、何かしらの意味があるかのように思えてならない」
このように記述しています。エンゼルスに加入した大谷は今年メジャーデビュー以来、1か月で投手として2勝、野手として4本塁打を放ち、二刀流で米国を席巻しています。そんな年に憧れの人に一大ニュースがもたらされました。それは何か運命的なものかもしれません。
記事では「イチローがMLBで初ヒットを記録した時、オオタニはまだ6歳だった。今やオオタニはイチロー以上の大柄さと長打がある。一方で、バッターボックスではイチローと同じような癖を見せる」と共通性も見い出しているそうです。
今週末には大谷VSイチローの直接対決に注目が集まっていましたが、それも叶わず。「彼は1人、シアトルのグラウンドに立つ」と締めくくられています。
23歳と44歳。英雄のバトンを受け継ぐ新旧スター2人の運命は、米国でもスポットライトを浴びているということです。
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