福岡市東区の筥崎宮で、去年、製造が中止となった 「放生会おはじき」に代わり今年から新たに販売される「筥崎宮おはじき」がお披露目されたそうです。
「筥崎宮おはじき」は全部で20種類で、大鳥居や放生会など、筥崎宮の風景が描かれています。
筥崎宮は、毎年、博多三大祭りの1つ放生会の初日に「放生会おはじき」を限定販売していました。
しかし、1200個限定という希少性の高さなどから、購入を巡るトラブルが問題となり、去年から販売が中止されたそうです。
新たに作られた「筥崎宮おはじき」は、あらかじめ入荷日がホームページで告知され、通年で販売されるなど、誰でも購入できるようになるということです。
2016年までは、放生会のおはじきは、職人が毎年1,200個限定で作っていました。
気になるおはじきのデザインは毎年異なりますが、30種類という数だけは決まっていました。
毎年その年ごとのテーマがあり、同じデザインのおはじきが世に出回ることはありません。
これらの条件もあり、プレミアム価値が高まって大人気の商品となっています。
ちなみにヤフオクなどのオークションサイトでは、おはじきを購入した価格の2〜5倍程度で取引されるのが普通だったそうです。
<おはじきのテーマ名>
2002年 博多の名物と四季の花
2003年 博多のレトロ
2004年 不明
2005年 博多の歳時
2006年 寿・縁結び
2007年 博多五節句
2008年 放生会
2009年 思い出の童謡・唱歌
2010年 世界遺産
2011年 祝・九州新幹線
2012年 むかし、むかしのお話
2013年 悠久の歴史 伊勢と出雲
2014年 博多いろいろ基本的には福岡
2015年 九州旅めぐり
2016年 和食
2014年
2015年