6日放送の「しゃべくり007」で、マツコ・デラックスが、忘れられないタクシー運転手の存在を明かしたそうです。
番組では、マツコが「1番最近の恋」について聞かれると、16年前のエピソードを語りました。マツコは2001年の元日に、美容師の年下彼氏と別れたというのです。
大みそかも雑誌編集の仕事で忙しかったマツコは、年が明ける10分前に彼氏の家へ。ところが、彼氏も不機嫌な様子で大ゲンカに発展。マツコが「別れてやる!」と家を飛び出すと、もう年が明けていたとか。
帰宅しようと個人タクシーに乗るも、年越しでお祭り騒ぎの街を目の当たりにし、マツコは思わず落涙したそうです。すると運転手がマツコを気遣い「バカみてぇだよなぁ。ただ年が変わっただけで、こんなに大騒ぎしやがって。イヤだねぇ!」と、年越しにわく街に毒づいてくれたといいます。
マツコは「余計、涙が止まらなくなった」といい、家に着いてからも大好きな中島みゆきの楽曲「タクシードライバー」を聴きながら、3日ぐらい泣き続けたとか。当時のタクシー運転手について、マツコは「『俺だよ!』って、もし名乗り出てくれるんだったら、名乗り出てほしいぐらい。私の人生の中で、ものすごい大きな人」だと感慨深く語っていたということです。
その運転手の方も今のマツコを見たら、びっくりでしょうね!