来日中のアメリカ・トランプ大統領の長女、イヴァンカ大統領補佐官が東京都内で開催された国際会議で講演を行い、女性の社会的地位の向上を訴えました。
「今回私にとって初めての日本訪問となります。日本の景観の美しさや文化の活力は、この国に来た人全てにとって本当にすばらしい贈り物です」（アメリカ イヴァンカ大統領補佐官）
この国際会議は「女性が輝く社会」の実現に向け、日本政府が２０１４年から毎年開催している「国際女性会議ＷＡＷ！」で、３日、最終日を迎えました。ファッションブランドを立ち上げ、実業家としての顔も持つイヴァンカさんは講演で、人口の半分を構成する女性の活躍が経済成長のために必要だと訴えたそうです。
「女性たちが主導権を握るのを防いでいる国で女性の社会的地位を向上させないといけない。夫の同意がなければ外で働くことを許されない国もあるのです」（アメリカ イヴァンカ大統領補佐官）
イヴァンカさんは、世界銀行が今年設立した女性起業家支援の基金を提案するなど、女性活躍の推進に力を入れています。
「日本は世界において、これからも『女性活躍』の旗を高く掲げ、強いリーダーシップを発揮していく決意です」（安倍首相）
一方、会議に参加した安倍総理は、イヴァンカさんの主導で立ち上げられた女性起業家支援の基金に５０００万ドル、日本円でおよそ５７億円の資金援助を行うと表明しました。
イヴァンカさんの日本滞在は４日までで、３日はこの会議のあと、河野太郎外務大臣ら閣僚と面会するほか、安倍総理との会食が予定されているということです。
５７億円の血税がーって騒いでる人がいるようですが、そもそも税金じゃなくて外貨準備金だそうです。日本で使えないドルを渡すだけで、税金関係はないとのこと。世界中の女性起業家の支援が目的で、7月には決まってた事だそうです。
