<ナ・リーグ マーリンズ2―1パドレス(2017年8月26日 マイアミ)>
マーリンズのイチローが26日(日本時間27日)、パドレス戦の7回に代打で左前打を放ち、シーズン22本目の代打安打で球団新記録となったそうです。
同点の7回無死一塁の代打で、珍しくバントを2度失敗。「いやもう、説明するまでもないでしょう」。7球目、初対戦となった右腕メイトンの91マイル(約146キロ)の外角ツーシームを左翼線に運びました。球団新記録に「まあ、でも今年はこういう流れなので、ないよりはいいです」と話しました。限られた出場で結果を出し、打率は.252に上昇したそうです。
右肩のユニホームの袖、感謝を込めて直筆で書き込むスペースに前日は7つの平仮名の横に数字が振ってあり、並べると「おおぎかんとく」。オリックス時代の恩師である故仰木彬氏の名前を入れました。「普通には書けないからねぇ」と照れ笑い。そしてこの日は同様に「おうかんとく」と世界一となった06年第1回WBCで代表監督も務めた王貞治氏の名前を刻んだそうです。代打安打のメジャー記録もあと6。34試合を残しているということです。
≪大リーグ記録は28安打≫イチローの今季代打安打22は、2位のロッキーズ・バレイカの15安打に大差をつける両リーグ最多。大リーグ記録は95年にロッキーズのジョン・バンダーウォールがつくった28安打で、あと6本。イチローの22安打は歴代で10傑入りしました。日本記録は07年にヤクルト・真中満(現ヤクルト監督)がマークした31。
限られた出場の中で結果を出せるイチローは凄いですよね!