トランプ米大統領が19日のニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで、安倍晋三首相夫人の昭恵氏は英語を話せず、「ハロー」も言えないと発言したことが波紋を広げているそうです。
米メディアはこの主張を一様に疑問視し、「うそだ」と批判する声も出ています。
問題の発言は今月ドイツで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議の夕食会でプーチン・ロシア大統領と接触した経緯を説明する中で飛び出しました。
大統領は「私は安倍首相の夫人の隣に座った。彼は素晴らしい男だし、彼女も素晴らしい女性だが、彼女は英語を話さない」と説明。インタビュアーから「全くか」と問われると、「ハローも言わないぐらいだ」と言い切ったそうです。
大統領はさらに「日本語の通訳が1人いた。通訳がいなければ(状況は)さらに厳しかった」と強調。ただ、「私は彼女との夜を楽しんだ。彼女は愛らしい女性だ」と付け加えました。
これに対し、ニューヨーク・ポスト紙(電子版)は「大統領が虚偽の主張」との見出しを掲げ、英語による昭恵氏のスピーチの動画を示しながら、「彼女の英語は流ちょうだ」と指摘。ニューヨーク・デーリーニューズ紙(同)は「夫人は大統領との会話を避けるため、英語が分からないふりをしたのかもしれない」と報じているということです。
トランプ大統領は、プーチン露大統領と2度も面談していた事から話を逸らすため、あるいはその言い訳に昭恵夫人を利用したんでしょうねー