独立・解散騒動の渦中にある人気グループ・SMAPが18日、フジテレビ系『SMAP×SMAP』に生出演。
メンバーそれぞれが騒動について謝罪し、これからのグループの活動継続に向け決意を語りました。
<各メンバーのコメント全文は以下の通り>
木村拓哉
今日は2016年1月18日です。
先週から我々SMAPのことで世間をお騒がせしました。
そしてたくさんの方々に、たくさんのご心配とご迷惑をお掛けしました。
このままの状態だと、SMAPが空中分解になりかねない状態だと思いましたので、今日は自分たち5人が顔をしっかりそろえて、皆さんに報告することが何よりも大切だと思いましたので、本当に勝手だったんですが、このような時間をもらいました。
稲垣吾郎
この度は僕たちのことでお騒がせしてしまったこと、申し訳なく思っております。
これからの自分たちの姿を見ていただき、そして、応援していただけるように精一杯頑張っていきますので、これからもよろしくお願いいたします。
香取慎吾
本当にたくさんの方々に心配をかけてしまい、そして不安にさせてしまい、申し訳ありませんでした。
(少し間を置き)
皆さまと一緒にまたきょうからいっぱい笑顔を作っていきたいと思います。
よろしくお願いします。
中居正広
今回の件で、SMAPがどれだけみなさんに支えていただいているのかということを、改めて強く感じました。
本当に申し訳ありませんでした
(ため息をつき)これからもよろしくお願いいたします。
草なぎ剛
皆さんの言葉で気づいたこともたくさんありました。
本当に感謝しています。
今回、ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれて、今僕らはここに立てています。
5人で集まれたことを安心しています。
木村拓哉
最後に、これから自分たちは何があっても前を見て、ただ前を見て進みたいと思いますので、皆さん、よろしくお願いいたします。
はっきりと『解散しません!』とは言いませんでしたが、『解散します!』とも言っていませんので、とりあえず、『存続』ということで良いのでしょうか。
キムタクと中居君の立ち位置と、他の4人のネクタイは黒でまるでお葬式なのに、キムタクだけは白っぽいネクタイだったことに違和感を覚えました。
痛々しかったですね
TOKIOの国分太一さんの「5人並んでテレビに出ている表情がいつもと違って、疲れ切っているなと。だからこそ5人で話し合っていい方向へ進もうとしているんだなと思ったが、よかったですね、とは正直言えない部分もある」とのコメントが印象的でした
分裂の危機にあったSMAPが5人そろって生出演し、グループ存続を表明した18日のフジテレビ「SMAP×SMAP」(月曜後10・00)の平均視聴率は31・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが19日、分かりました。
瞬間最高視聴率は午後10時22分の37・2%。
メンバーのあいさつが終了した後、木村拓哉が「これから自分たちは何があっても前を見て、ただ前を見て進みたい」と締めくくり、5人が頭を下げた場面だったそうです。
緊急生放送後、ツイッターがダウンするトラブルも発生しました。
15日に放送された「天空の城ラピュタ」で1分間に34万件の「バルス」がツイートされたバルス祭りにも耐えただけに、SMAPへの反応の大きさをうかがわせました。
石破茂地方創生担当相は15日朝の閣議後の記者会見で、解散騒動に揺れるアイドルグループSMAPについて、「(大ファンである)キャンディーズの解散に匹敵する大きな出来事だ」「(5人での活動継続を)願っている」などと語っていました。
安倍晋三首相は19日の参院予算委員会での民主党の斎藤嘉隆氏への答弁で、解散騒動があったアイドルグループ「SMAP」が存続することについて、「多くのファンの期待、願いに応えて存続することはよかった」と述べました。
解散騒動に関しては「政治の世界もそうだが、同じグループが長年続く上ではさまざまな課題もあるんだろう」と語ったそうです。
菅義偉官房長官も記者会見で、「(存続は)よかった」とした上で、「国民から親しまれ、夢と希望を与え続けられるよう、さらなる活躍を期待したい」とメンバーを激励したということです。