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男女の方程式は苦手だった?アインシュタインの手紙が競売の件

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相対性理論を唱えた男も、男女関係となると確固たる根拠をもてなかった──物理学者として天才だったアルバート・アインシュタインが「結婚の方程式」を理解できなかった様子が、競売大手クリスティーズのオークションに出品される親友に宛てた手紙から、垣間見ることができるそうです。


アインシュタインの生涯の友人だったミシェル・ベッソ氏が亡くなった直後、アインシュタインはベッソ氏の遺族に宛てた手紙で「人として彼を最も尊敬していた点は、彼がたいへん平和に長生きしたこと、そして伴侶との関係が長年持ちこたえたことだ──私が哀れにも人生で2度失敗した事業だ」と記しています。


手紙の最後の段落では「今また彼は少しばかり私に先んじて、この奇妙な世界を去っていった」と親友への思いを綴っています。さらに「これは大したことではない。我々のように物理学に信を置く者にとって、過去、現在、未来の間の別離とは、誰もが認める強固な幻想という意義しかもたない」と書いているそうです。日付は1955年3月21日となっており、この数週間後にアインシュタイン自身も亡くなっています。


ベッソ氏は1890年代、2人がまだスイス・チューリヒで学生だった頃からのアインシュタインの親友で、アインシュタインが最初の妻ミレバとの結婚に問題を抱えていた間も彼を支えました。アインシュタインは1914年にミレバと別居し、1919年に離婚。その後、いとこのエルザと結婚します。


7月6日~13日にかけてオークションに出品される56点の手紙は50年分に及び、学問的な内容から私生活についてまで、さまざまな事柄が記されています。中にはドイツにおけるアドルフ・ヒトラーの台頭について言及した手紙もあるそうです。


ナチス・ドイツが政権を掌握した後、アインシュタインは1933年にドイツの市民権を放棄。1940年に米国の市民権を取得し、米ニュージャージー州プリンストンで76歳で亡くなっているということです。
























興味深いですね!目





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