ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は、日本代表MF香川真司が4月11日のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝モナコとの第1戦を前にチームを襲ったバス爆破事件について、胸の内を語ったブログに涙していたと明かしたそうです。
DFBポカール優勝後に、ドイツ公共放送「ARD」のTVインタビューで語ったもの。
香川は21日に「伝えたい事」というタイトルで自身のブログを更新。
ドルトムントのチームバス事件についての体験について長文を綴りました。「今でも怖い」という本音を吐き出したこの記事は、世界各国のメディアが取り上げるなど大きな反響を呼んでいたそうです。
そして、香川と同じく当事者の一人であるトゥヘル監督はポカール優勝後のインタビューで、このバス事件について振り返ると「(バス爆破事件から)今日、また一つ重要な出来事を成し遂げた。シンジのブログを読んだ時、目には涙が溢れたよ」とコメント。
香川の感傷的な言葉に指揮官も目頭を熱くしていたようです。
香川もフル出場したポカール決勝ではフランクフルトを2-1で破り、チームにとっては2011-12シーズン以来5年ぶり、トゥヘル体制では初のメジャータイトルを獲得。
ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOとの対立が囁かれるなど、トゥヘル監督は今季限りでの退任が噂されています。しかし、試合後にはヴァツケCEOとも笑顔で優勝を祝福し合い、インタビューでも、「もちろんBVBの監督の座に留まりたい」と来季以降の続投を希望していたということです。
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