27日に行われたリーガエスパニョーラ第26節の試合で、アトレティコ・マドリーはレアル・マドリーとのアウェーでのダービーマッチに1-0の勝利を収めました。
元マドリーMFグティ氏による発言を見返した形です。
ともに首位バルセロナを追うチーム同士の対決は、53分にFWアントワーヌ・グリーズマンが決めた一発で決着。
ライバルチームを優勝争いからほぼ脱落させる大きな一勝となりました。
アトレティコDFディエゴ・ゴディンは試合後に勝利を喜び、次のようにコメントしているそうです。
「すごく満足しているよ。順位の上で勝ち点3が意味するものを考えてもうれしいことだけど、何よりもレアル・マドリーに勝つことがアトレティコのファンにとって感情面で大きな意味があるからね」
試合前にはマドリーOBのグティ氏が、「レアル・マドリーでプレーできるアトレティコの選手はいない」と発言したことが話題となっていました。
ピッチ上の結果で見返した上で、ゴディンは、
「僕は小さな頃から、人を尊重すること、謙虚であること、そしてごう慢にならないことを教えられてきた。そういう助言に従いたい人だけ従えばいいけど、僕らがグティやレアル・マドリーの選手たちを尊重するのと同じように、誰もがアトレティコの選手たちを尊重してくれることを願っているよ」と、アトレティコに対するリスペクトを求めているということです。
イベントに出席した元レアルMFグティは、優勝を争うライバルのアトレティコ・マドリードとバルセロナに対し、
「はっきり言って今のアトレティコの選手でレアルに入れる者は1人もいないね。シメオネは優秀な指揮官だが、大した予言者ではない。バルサは不公平なPKとか、オフサイドの判定においてレアルよりもずっと優遇されているよ。それにネイマール、ダニエウ・アウベス、ジョルディ・アルバはよく相手とぶつかってジャンプしてるけど、必要以上にやりすぎている。ネイマールがこれまでやってきたダイブはオスカーの主演男優賞に値するものだね」と、口撃していました。
レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドが、27日のリーガエスパニョーラ第26節アトレティコ・マドリー戦直後の発言について釈明したそうです。
C・ロナウドはダービーの敗戦直後、ミックスゾーンで「全員が自分のレベルにあれば、僕たちは首位に位置していたはずだ」と語り、これが現地スペインなどで問題発言として扱われました。
だがその後に同選手は、発言が意図とは違う形で伝わってしまったことを主張。
スペイン『アス』に対して、「レベル」という言葉がフィジカルや負傷などコンディション面を指すものであったことを説明しているということです。
口は災いの元ですね。。。