フィギュアスケート世界選手権で3季ぶり2度目の優勝を飾った羽生結弦が4日、開催地のフィンランド・ヘルシンキから羽田空港に帰国。
記者会見に臨み「気持ちよく帰国することができた」と喜びを語ったそうです。
大勢のファンに出迎えられる中、金メダルを胸に笑顔の帰国。
羽生は「今季思うような演技ができず苦しんできたが、フリーで結果を出せたことが嬉しい。世界一というのは凄く大きいものです」と振り返りました。
いま一番何がしたいか?という質問には「練習がしたいです。またハイレベルな試合が目の前に迫っているので、その試合に向けて今回以上の演技をしたいと思います」と答え、更なる飛躍を誓ったそうです。
2位に入った宇野昌磨は、羽生より一足先に成田空港に帰国。
「昨シーズンはとてもつらく涙のある試合になってしまったので、その気持ちを晴らそうと思って臨んだので、その結果がこの順位になってうれしく思う」と笑顔を見せていたということです。
5日放送のフジテレビ系「とくダネ!」では、フィギュアスケートの世界選手権で3季ぶりに王座を奪回した羽生結弦の活躍を特集したそうです。
小倉智昭キャスターは4日の凱旋会見で「今、何がしたい」と聞かれた羽生が「練習がしたい」と答えたことについて、「あれだけ世界選手権で死闘を演じて…。普通、ラーメンが食べたいとか言うと思うけど、スケートがしたいって…」と、まず競技に挑む、その姿勢を絶讃。
世界選手権2位の宇野昌磨とともに「2人とも世界選手権から、もう平昌(五輪)を意識してるんだよね」と続け、羽生のスタイルについて、「昔は、こんなに足の長い日本選手はいなかったよね」と、つくづく感心していたということです。
甲子園で敗退、または地区予選で敗退した高校球児が、次の日からグラウンドで猛練習しているのと近い感じかもしれませんね