自然豊かなだけにヘビによる騒動が少なくない東南アジア。
しかし25歳の男性の身に、まさかこのような悲劇が襲いかかるとは…。
このほどインドネシア・スラウェシ島で、行方不明であったその男性は大蛇の腹の中で息絶えていたそうです。
『thejakartapost.com』が伝えたところによれば、行方不明になった後に大蛇の腹から発見されたのは、島のサルビロという村に暮らしていた“アクバル”さんという25歳の男性。
マムジュ県カッサロ地区にあるパーム油農園周辺の村人が27日夜、腹を膨張させた体長7メートルの巨大なアミメニシキヘビを発見し、その腹をナイフで切り開いたところ予想通りアクバルさんがすっぽりと飲み込まれていたそうです。
国立ハサヌディン大学・農学部講師のラーマンシャー氏は「そのあたりにパーム油農園がどんどん増え、餌が豊富だった彼らの生息地を人間が奪ってしまったことが大きな原因」と話し、村人たちに警鐘を鳴らしました。
捜索には村人約60名が参加していたといい、圧迫と窒息により死亡したとみられるアクバルさんの遺体発見の様子は動画でインターネットに流出。
自宅にいた妻もそうした映像で夫の身に起きた悲劇を初めて知ったそうです。
飢えれば大きな体の人間さえも襲うことを初めて知り、パーム油の収穫時期ではあるものの、村の人々は数日にわたり恐怖と警戒心から家から出られずにいたということです。
これは残酷すぎますね。
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