歌手の前川清が11日放送のトーク番組「サワコの朝」で、元妻の藤圭子さんと離婚した後に、藤さんから娘・宇多田ヒカルについて、幼いころに「天才だ」と打ち明けられていたことを明かしたそうです。
前川と藤さんは1971年に結婚。スター歌手同士の結婚として大きな話題となりましたが、翌72年に離婚したそうです。
藤さんは離婚後、音楽プロデューサーの宇多田照實氏と再婚し、長女のヒカルを出産しました。
前川は「ある時に連絡を(くれたことが)1回だけあります。その時に、自分の子どもは天才だと(言われた)」と述懐したそうです。
そう告げられた前川としては、その時は「分かんなかった」といいますが、その「天才」は宇多田ヒカルとして98年に鮮烈なデビューを果たしました。
「すごさを覚えたというか。身震いしたというか。え~この子だったんだ」と前川も、その才能に驚いたと振り返りました。
宇多田の歌声については、藤さんと「声がそっくりですね。だんだんと(似てきた)」と評したそうです。
「(宇多田が)コマーシャルに出てらっしゃいますよね。声で、ぱっとそのコマーシャルを見る時がありますもん、同じ声ですよ。だから、そういう血というのか。なんかうれしいのと、そういう出来事があったのとを照らし合わせてみると、ああいろんなストーリーがあって、こういう歌詞が生まれて…。そういうものを感じますね」としみじみと語ったということです。
前川さんと藤さんの離婚から、「性格の不一致」による離婚が流行る(?)ようになったと聞きました

