折り紙などを製造販売する「大与紙工」がこのほど、大阪地方裁判所から破産手続き開始決定を受けたそうです。東京商工リサーチによると、負債総額は推定3億円。
1891年(明治24年)創業の染色紙製造業者。
1991年12月期には約6億7500万円の売上高があったそうですが、それ以降は落ち込み、欧米に販路を開拓する取り組みも効果を上げられなかったということです。
残念ですね
海外の数学者の間で「羽衣チョークで計算ミスをするのは不可能だ」というジョークが生まれるほど評価が高かった「羽衣チョーク」を生産していた羽衣文具は、2014年10月に廃業を発表し2015年3月末に羽衣チョークの販売を終了したそうです。
スタンフォード大学数学科のBrian Conrad教授は、羽衣文具の廃業を受けて15年分の羽衣チョークを購入してストックしたということです。