地方から東京に出てきた人の中には、実際に上京して、一度行ってみたかった観光地に立って、「あれっ?」と思うこともあるようです。
そこで、東京の有名観光地、行って「ガッカリ」だったのは?という質問で、Jタウン研究所は都道府県別にアンケート調査を行った(総投票数663票、2015年10月16日~2016年2月15日)そうです。
はたして、その結果は――。
東京の有名観光地、行って「ガッカリ」だったのは?という、問いかけに対しての結果が、下のリストです。
第1位は渋谷ハチ公像、30.6%。
「ハチ公」はあくまでも待ち合わせ場所で、観光地というカテゴリーに入れるべきではない、という意見もあるかもしれません。
多くの人が待ち合わせをしている中で、ハチ公はあまりにも目立たず、その向かいにあるスクランブル交差点に比べても、なんとも地味な存在です。
第2位は六本木ヒルズ、11.5%。
六本木ヒルズは港区六本木6丁目にある複合施設。
中心となる森タワーは54階建ての高層ビルです。
2003年開業なので、もう10年以上も前のことになります。
大阪に「あべのハルカス」(60階建て)が開業したこともあり、最近ではあまり注目されなくなっており、ガッカリの原因かもしれません。
第3位はお台場、11%。
お台場は東京臨海副都心地区にあり、フジテレビやデックス東京ビーチ、ダイバーシティ東京、パレットタウン、大江戸温泉物語など、若者に人気の施設が集まるエリア。
ただ開発途上の地域のため、ややまとまりに欠ける面もないではありません。
ちなみに第4位は秋葉原電気街(8.4%)で、第5位は東京スカイツリー(8.3%)だということです。
なるほどですね!
ちなみに、「世界3大がっかり」は、ブリュッセルの小便小僧、コペンハーゲンの人魚姫、シンガポールのマーライオンと言われています。
幾つか説があり、ドイツのローレライ、ローマの真実の口、シドニーのオペラハウスなどの説もあるようです。
「日本3大がっかり」は、札幌の時計台・高知のはりまや橋は共通の意見ですが、3つ目には沖縄の守礼門・長崎のオランダ坂など、幾つかの説があるようです。