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ブンデス史上初、監督の退席拒否でゲーム中断―試合はドルトムントが勝利の件

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15-16ドイツ・ブンデスリーガ1部は21日、第22節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムントは1-0でバイヤー・レバークーゼンとの上位対決を制しました。


この試合では、レバークーゼンの監督が退席処分を拒否したことを受けて、主審が試合を中断するというリーグ史上に類を見ない出来事が起こりました。
そのなかでアウェーのドルトムントは、ピエール・エメリク・オーバメヤンの今季リーグ戦21得点目を守り切って勝利を飾っています。


事件が起こったのは後半の中盤。
フェリックス・ツバイヤー主審から退席を命じられたレバークーゼンのロジャー・シュミット監督がこれを拒否すると、主審は試合中断を決断し、バイアレーナは9分間にわたって騒然とした雰囲気に包まれました。


シュミット監督が怒り、ピッチ上にとどまったきっかけは、ドルトムントのクイックリスタートが認められ、それがオーバメヤンの得点につながったことでした。


問題の場面では、まずレバークーゼンのステファン・キースリングがドルトムント陣内でスベン・ベンダーを倒してファウルを与えると、マティアス・ギンターがこのボールを素早く蹴り出してプレーを再開しました。


そしてその流れのまま、最後はエリック・ドゥルムが相手を引きつけてゴール前に折り返し、スペースに詰めたオーバメヤンがシュートを流し込みました。


これに対して、シュミット監督はFKの時点で試合をしっかり止めるべきだったと激しく抗議。
キースリングらが主審に確認を取るなか、監督が退席指示を無視してその場にとどまり続けると、ツバイヤー主審は両チームの選手にピッチから引き揚げるよう命じたそうです。

試合はその後に再開され、シュミット監督は試合の残りをレバークーゼンの控室で観戦することになった。レバークーゼンにも後半ロスタイム、同点の絶好機が訪れたものの、ハビエル・エルナンデスがシュートを枠に飛ばすことができませんでした。


監督の退席拒否で試合が中断するのは、ブンデスリーガの歴史でも初めてのこと。


試合終了後、1時間以上たってからコメントしたシュミット監督は、「われわれは正当ではないゴールでビハインドを背負った。その点を第4の審判に指摘した。私の側に非があるのは間違いない。しかしながら、一回でいいから、審判には退席の理由を説明してほしかった」と話したそうです。


それでも監督は、「頭に血が上って、かたくなになってしまった。その点で、チームに迷惑をかけた」と自らの振る舞いについて謝罪しています。
シュミット監督には、ドイツサッカー連盟(DFB)から厳しい処分が下されるとみられています。


ドルトムントを率いるトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、「ロジャーの気持ちはわかる。感情があふれ出してしまうことはあるが、今回はやり過ぎだった」と話したということです。

















主審は直接シュミット監督に処分を告げず、キースリンクを通じてシュミット監督に退席の処分を伝えたそうです。
キースリンクは、ツヴァイヤー主審に代わって自分が退席処分を指揮官に伝えなくてはならなかったことを腹立たしく思っているようで、「コメントしたくない。あんな状況、最悪だ。彼が自分で監督のところへ行き、処分を伝えることだってできたじゃないか」と述べています。

これには同感です。
そうすれば、試合が中断することも混乱もなかったのではないでしょうか。

ところで、香川の出場はありませんでした。

このトゥヘル監督の采配は、木曜日(2月25日)のヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦、ポルトとのリターンマッチ(アウェー)を見据えての判断だと思われます。

実際トゥヘル監督は、中2日でのレヴァークーゼン戦に「フレッシュな選手を起用する可能性」
を示唆していました。




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