墜落生存者のDFネトが昏睡から覚醒:「決勝はどうなった?」と何度も質問したそうです。
ブラジル1部リーグのクラブであるシャペコエンセを乗せた飛行機は、コロンビアで開催が予定されていたコパ・スダメリカーナ決勝1stレグの試合へ向かっていましたが、コロンビアのメデジン近郊で墜落。
選手19名を含む71名が命を落とす大惨事となりました。
ですが6名が奇跡的に救助されており、31歳のDFネトも一命をとりとめた選手の一人となっています。
メデジンの病院に入院し、昏睡状態に置かれていたネトですが、現在は自発呼吸や会話ができるまでに回復したとのこと。だが墜落事故のことを覚えてはおらず、知らされてもいないようです。
ネトは医師に対し、決勝の試合がどうなったかを質問したとのこと。
自分が入院しているのはプレー中の何らかの負傷によるものだと考えている様子で、自分に何が起こったのかも質問しているそうです。
実際には決勝は中止となり、シャペコエンセに優勝のタイトルが贈られることが決定しています。
事故の事実をネトに伝える上では、慎重な対応が取られることになります。
「回復に悪影響を及ぼしかねない感情的ショックを避けるため、言わない方が良いと心理学者から勧められている。心理学者からのより詳しい見解を待ちたい」とシャペコエンセのクラブドクターはコメントしているということです。
本当に可哀そうですね。
事実を知ったら尋常ではいられないと思います