ムネリンこと川崎宗則内野手が20日、熊本市内で行われた熊本地震復興イベント「くまもと復光祭~Light of Hope~」でトークショーとチャリティーオークションを開催。
去就について年内に方向性を決断する考えを明かしたそうです。
イベント終了後に取材に応じた川崎は「今は、まだ考えていない。来年のことは考えたくない」と多くを語らなかったそうです。
それでも国内復帰かメジャー残留の方向性については「年内に結論を出す」と明言。国内の場合は古巣・ソフトバンクに復帰することが有力視されています。
「マッチ(松田)の(本塁打後のパフォーマンスの)『熱男』を見たいよね。僕がいなくなってから5年、チームを引っ張っていると感じた。(5年前より)今のホークスの方が断然、いいチームですよ」と話すなど愛着もある。復帰を願うファンの声については「ありがたい」と笑顔を見せたそうです。
果たしてどう決断するのでしょうか。
また、トークショーはまさに“川崎劇場”だったそうです。
女子高生のファンから英語を話すコツについて問われると「イエス、ノーとアッポー、ペン。これだけで十分」とPPAP(ペン・パイナッポー・アッポー・ペン)になぞらえた本場仕込みのアメリカンジョークを披露。
その後に簡単なレッスンを行い、女子高生の英語力が上がったのを確認すると「決めた! 英会話の先生で食っていこう。ワールドチャンピオンになったし、もういいや」と“転職”を示唆して笑いの渦を巻き起こしたそうです。
チャリティーオークションではサプライズで着ていたパーカーも出品。
ワールドシリーズ優勝時に着用していた実物で「予定していなかった。世界に一着しかないんですけど、熊本のために脱ぎました」。震災後、初めて訪れた熊本については「帰ってきたら、すぐに行こうと思っていた。今は、みんな元気でホッとした」と話したということです。
ムネリンはワールドシリーズでチーム(カブス)が108年ぶりに世界一に輝いた時、「チームが勝つように精いっぱい応援してました」「メジャー5年目はマイナー生活の期間が長かったが、こうやってカブスに残って、最後ワールドシリーズまで行けて、本当にアメリカに来てよかったです。今日で全部忘れそうですよ」と感慨深げだったそうです。
思い残すことはない感じで、もしかして日本復帰もあり得るかもですね!