<ブンデスリーガ:ドルトムント1-0ハノーバー>◇13日◇ドルトムント
ドイツ・ブンデスリーガは現地時間13日に第21節の6試合が行なわれ、香川真司所属の2位ドルトムントは酒井宏樹、清武弘嗣、山口蛍が所属する最下位ハノーファーに1対0で勝利しました。
ホームに相手を迎えたドルトムントでは、オーバメヤンが足に打撲を負って不在。
代わって香川がウィンターブレイク後、初めて先発でピッチに立ちました。
試合は序盤からロイスが相手ゴールを強襲するなどドルトムントが攻勢に出ましたが、残留を目指すハノーファーも必死に守り、ネットを揺らさせません。
それでも57分、ドルトムントはハーフウェイライン付近でボールを受けたムヒタリアンがそのまま上がってミドルを放ち、1点を先取。
あとはこれを守り切って白星を手にしました。
香川と酒井宏はフル出場。
山口はベンチ入りしたものの出番はなく、ケガから回復途上の清武は引き続きベンチ外となっています。
この結果、ドルトムントは暫定ながら首位バイエルンとの差を5に縮めた一方、ハノーファーは7連敗で勝ち点を14から伸ばせず、状況はさらに厳しくなったということです。
ベンチ外→4分間出場→フル出場を果たした香川ですが、ドイツメディアの評価は低いようです。
前半に2度エリア付近でファウルを受け、直接FKを獲得。
MFロイスがいずれも直接狙い、1度目はクロスバー直撃、2本目はGKにキャッチされて得点にはなりませんでしたが、チャンスを作り出しました。
後半も積極的にボールを呼び込み、チャンスメイクや2列目からゴール前に顔を出す動きを見せましたが、直接得点に絡むことはできませんでした。
守備ではスライディングタックルによるファウルで今季2枚目のイエローカードを提示されましたが、体を張った守備でチームに貢献。
アディショナルタイムには1点リードを守り切るため、左サイドでロイスとの絶妙なコンビネーションを見せて、CKを3本連続で獲得するなど、勝利への執念も見せました。
言うほどひどい感じでもなかったと思いますが