北京からベルリンに至る世界各地で14日、約70年で最も大きく、最も明るい満月「スーパームーン」が観測されたそうです。
オーストラリアでは、シドニー・ハーバーブリッジに登って空を見上げる人々もいて、雲の合間から姿を見せた満月を鑑賞しました。
ブラッドムーンとも呼ばれるスーパームーンは、地球の周りを楕円軌道で回っている月が最も地球に接近する日と、満月のタイミングが重なると起きるそうです。
ニューヨークでは、クライスラービルの上に昇ったスーパームーンにアールデコ建築の高層ビルが美しく浮かび上がりました。
ワシントンでは、写真家らが連邦議事堂のドームの上の満月の写真を撮影したそうです。
フランスやイスラエル、ドイツでも、エッフェル塔やマリア永眠教会、ブランデンブルク門などの歴史的建造物に人々が集まり、それらの上に昇る満月を眺めました。
ジャカルタやバンコク、マニラでもひときわ明るい満月が観測されたということです。
実はスーパームーン自体は毎年見ることができるそんなに珍しいことではないのですが今回は特別だったそうです。
今回のスーパームーンは、過去の1993年、2011年より大接近し、地球から最も離れた満月と比べた場合、14%大きく見え30%も明るく見えたと言われています。
次に今回のようなスーパームーンが見れるのは18年後の2034年11月25日だそうです。
大きくて綺麗でしたよね!